スタッフ日常日記:若者に人気のカフェから見る必要な視点とは?

こんにちは!ベトナム・ホーチミンの街を日々駆け回っている現地スタッフの竹田です。

ここホーチミンでは、いつもどこかでお店が新しくオープンしています。 昨日まで空き地だった場所におしゃれなカフェができていたり、通い慣れた道に新しい看板が掲げられていたりと、街の移り変わりの早さには日々驚かされるばかりです。

今回は、そんな変化の激しいホーチミンで、現地の若者(Gen Z世代)を中心に連日行列を作っている話題のコンセプトカフェ「Nhâm Coffee」の事例から、新規出店における「WEB認知」と「リアルな看板」の本当の結びつきについて考えてみたいと思います。

隠れ家なのに大行列?「Nhâm Coffee」が若者を惹きつける理由
今回訪れたのは、ビンタイン区の路地裏に佇む「Nhâm Coffee」(住所:195/10/2 Điện Biên Phủ)。
●Nhâm Coffee(ニャム・コーヒー)
instagram : https://www.instagram.com/nham.coffee/


特徴は、緑豊かな中庭と、レトロモダンな建築が融合した究極の「隠れ家」空間。 人気の秘密は、どこを切り取っても”映える”洗練された空間デザインと、ベトナムの伝統とトレンドを掛け合わせたハイクオリティなドリンク。 一見、分かりにくい路地裏(Hẻm)にあるにもかかわらず、SNSを見た若者たちが「ここで写真を撮りたい!」と連日行列を作っています。 ここで重要なのは、このカフェがトレンドになったきっかけは「屋外広告」ではなく、100%「WEB(SNS)での認知拡大」であるという点です。「隠れ家(Hidden gem)」というコンセプト自体がSNSでの拡散を生み、若者たちを惹きつける原動力になっています。
アンティーク調の花屋でピンクの牡丹(ピオニー)の花束を持ち、透明な傘をさして佇む女性の後ろ姿
木のプレートに並んだ、いちご、ブルーベリー、チェリーがトッピングされた6つのワッフルカップタルト
ひまわりの花束を持つ女性や、一面のひまわりに囲まれた空間を捉えた複数の写真のコラージュ
巨大な本棚が壁一面に広がり、赤いリボンと提灯が装飾された空間でカメラを構える人
「WEBでトレンド」になった店が、なぜリアルな看板を必要とするのか?
では、「WEBで認知が広がれば、リアルの広告看板や屋外看板は要らないのか?」というと、実はまったく逆です。ここが、ベトナム市場で多店舗展開を狙う企業様にとって最大の落とし穴になります。WEBマーケティングによって「行ってみたい!」という熱量を最大化させたユーザーが、いざ実際の店舗の近く(今回のケースで言えばĐiện Biên Phủ通り周辺)にやってきたとき、最後に彼らを導くのは「リアルな空間にある看板」です。

1. 「WEBの期待」を「確信」に変える店舗看板
Nhâm Coffeeのような路地裏店であるほど、表通りからの入り口や、路地を進んだ先にある店舗看板の役割は重くなります。
バイクで移動するユーザーに対して、「一目でそこが目的地だと分からせる看板」がなければ、迷ってしまい離脱(来店諦め)に繋がります。看板は、WEBで高まった期待感をリアルな世界で「ここであっている」という確信に変える、最後のピースなのです。

2. 「周辺交差点」でのアピールが、WEBの認知を呼び覚ます
人間はWEBで見た情報をすべて覚えているわけではありません。日々新しいお店がオープンするホーチミンでは、情報の消費スピードも最速です。
店舗周辺の主要な交差点や交通量の多い通りに屋外広告(OOH)を出す本当の狙いは、新規の認知獲得だけではありません。「あ、SNSで保存していたあのお店、まさにこの路地裏にあるんだ!」という記憶の呼び覚まし(リマインド)を起こし、その場での突発的な来店動機を生み出すことにあります。

「日本品質」の安心感を、リアルな存在感で裏付ける
ベトナムには「日本ブランド=高品質・安心・美味しい」という強い信頼の土台があります。日系の飲食店や小売・サービス業を展開する企業様にとって、これは大きなアドバンテージです。
しかし、次から次へと新しい店舗が誕生する今のベトナムにおいて、WEB上のバズ(トレンド)だけで長期的な勝ち残りを狙うのは至難の業です。WEBで存在を知ってもらい、トレンドを作った上で、「店舗看板」や「周辺の屋外看板」によってリアルな街の中にその存在感をしっかりと根付かせる。
この「WEB(認知・トレンド)」から「リアル(誘導・安心感)」への美しい結びつけ(動線設計)こそが、新規出店や多店舗展開を成功させる普遍の方程式なのです。
埋もれないための「リアルな仕掛け」を毎日どこかで新しいお店が生まれるホーチミンの熱気を見ながら、WEBとリアルの認知をどう結びつけるべきか、その重要性を改めて痛感しました。

競合がひしめくこの街で、自社の強みや日本品質を正しくターゲットに届け、WEBからリアルへの確実な来店動線を作りたいとお考えの担当者様は、ぜひ私たち清工舎ベトナムへお気軽にご相談ください。現地を熟知した私、竹田が、御社の商品価値を現地で最大化するための最適な広告戦略を丁寧にご提案させていただきます!

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清工舎ベトナム(SEIKOSHA VIETNAM CO.,LTD)
会社ホームページ:https://www.skv-vn.com/
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